ワイドコンバージョンレンズ(VCL-MHG07)

SONYのワイドコンバージョンレンズ(VCL-MHG07)を入手しました。
 
FZ200は元々35mm換算で25~600mm。これにオプションのテレコンLT55で1020mmまでカバーしています。
そこで、今度は「広角の世界を楽しんでみたくなって・・・」というのが動機です。
 
候補はOlympus Wcon-08B (取付けレンズ径62mm、最大レンズ径105mm、長さ43mm、重さ340g)
    Nikon NH-WM75(取付けレンズ径52mm、最大レンズ径73.5mm、長さ32mm、重さ200g
    Sony VCL-MHG07(取付けレンズ径52mm、最大レンズ径105mm、長さ29mm、重さ305g)
 
倍率は型番が示す通り、上から0.8倍、0.75倍、0.7倍です。
上のオリンパスニコンの製品が問題なく(?)着けられるのは、『価格コムのクチコミ』で知っていましたが、私としてはもう一声、画角の広いものが欲しかったのです。それにこの二つは人気故に値段もまだまだ小慣れていません。
ネットでいろいろ調べているとやたら平べったいワイドコンバージョンを目にしました。それがVCL-MHG07です。
広角になれば成る程、ケラレる心配が出て来ます。この平べったさなら「イケるかも!」
このレンズをについてさらに調べると、運良くFZ200に装着している写真を見つけました。メキシコ系アメリカ人のような兄チャンが写真を提供してくれていました。そこにはご丁寧にも四隅をほんの少しケラレた写真まで。レンズの付いたカメラの写真を拡大してみると、フィルターレンズが装着されているようです。「この程度のケラレなら、フィルターレンズ無しならイケるかも!!」
有難う兄ちゃん、日本人ならまずやらないような事を、その能天気な明るさで無謀にもやってくれたお蔭で確信が持てたよ!
 
かくして、オークションで見事に格安でゲットし装着した次第です。
 
イメージ 1イメージ 2イメージ 3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どうですか!このごっつい顔!
正面から見ると、本体がレンズに隠れてしまいます。
本体が約600gに対して半分の284g(実測値)。
少しバランスが悪くて一寸前のめりな感じですが許される範囲でしょう。
これで、私のカメラは17.5~1020mmの超広角から超望遠までの焦点距離を確保した事になります。
 
ケラレについての結果をざっと載せておきます。(ケラレは『画像サイズ』によって異なります。)
・「フィルターレンズ有」の場合
     ・ケラレ無し 「1:1」イメージ 4
     ・ほんの少しだけのケラレ 「16:9」(右写真の右下端)
     ・四隅にケラレ有り 「4:3」 「3:2」
 
・「フィルターレンズ無」の場合
     ・ケラレ無し 「3:2」 「16:9」 「1:1」
     ・ほんの少しだけのケラレ(右下端) 「4:3」
 
写真は、長方形の黒いパレットの中の花を真正面から写してみました。
後のタイルと合わせて、その歪みの様子が分かると思います。
拡大してみても、色の滲みも少なく、ピントもシャープに合っているように思います。
 
但し、メーカーは沈胴式のこのカメラの先に重たいレンズを着けての使用は想定していません。
レンズアタッチメントでのみ有効としていますので、くれぐれも『自己責任』で使用して下さい。