三脚購入! Velbon Sherpa Active II

急遽、三脚を購入することになりました。
 
先日撮影に行った際、足場の悪いところで、三脚の脚を出したまま移動しようとしたところ、滑って思わず三脚で身を支えてしまいました。果たして、そのか細い脚は、65kgの私の体重を支えきること無く、グニャリと曲がってしまいました。
反対側に戻そうとしましたが、アルミゆえにかえって裂け目が出来てしまいました。
イメージ 1
 
自分で初めて買った、この30年位前のVelbon Light 150 はもうお役御免にした方が良さそうです。『軽さと安さと使い易さ』が取り柄だったこの三脚は、主にコンパクトカメラ用の記念撮影に使用してきました。また、お気軽な山登りにも重宝しました。程よく傷が付いてきたころには、雑に扱っても気兼ねなく使用できたのでより重宝しました。
 
     Velbon Light 150 : 全高 約105cm
                 縮長 約40cm
                 重さ 約800g
 
イメージ 2そこで、色々物色した結果、Velbon Sherpa Active II に決定しました。対抗馬には、VelbonではUltra Maxi M , UT-43Q , Sherpa 343 。 Slikでは スプリント PRO II , スプリント MINI II , スプリント 40 , コンパクト BH などなど。
 
条件としては、山登りに使いたいので極力軽い事(1kg以下)、バッグに入れても邪魔にならない事(40cm以下)、自由雲台である事の三点です。敢えて書くことでもないですが、何十年も使いたいので丈夫な事。でも、これは実物を触ってみないとわかりませんが、私が住んでいる地域には大型のカメラ店は無いので無理です。皆さんの評価を参考にしました。
 
イメージ 3左に、これまで使っていたボロボロのVelbon Light 150と今回買ったVelbon Sherpa Active IIを並べて見ました。
 
    Velbon Sherpa Active II (ヨドバシカメラ オリジナル):
             全高 137cm
             縮長 35cm
             重さ 820g
 
ヨドバシカメラ オリジナルというのは、Velbonが出しているUltra Maxi Mの雲台をQHD-33に変更したもののようです。
 
Ultra Maxi Mなら、新品に近い状態で5000円を切る価格で市場に出回っているようですが、私はVelbonの雲台 QHDシリーズのクイックシューがいらないタイプが気に入っています。カメラを二台持っていくなら、シューも二個用意したくなるだろうからシューを買い増しする必要も無いし、又シューを締め付けるためのコインも要りません。
 
それで、実際に使用してみた感じですが、思っていたより随分頑丈そうです。
コンパクトカメラは勿論、ネオ一眼のFZ200も全然問題ありません。ちなみにFZ200にテレコンを付けた状態でも重さが1kg程度なので、推奨積載質量1.5kgとしているから当然と言えば当然かも。
塗装も艶消しがしてあり高級感があります。
脚の伸縮に慣れが必要とクチコミにありましたが、全く問題無いようです。脚の先端を握って軽く左に捻れば、ロックが外れシャキーンと伸ばせます。適当な長さの所で、右にギュッと捻ればロックされます。不整地の場合の脚の長さのセッティングも簡単に出来ます。
 
本当は、山や旅行で結構雑に使うので四、五千円の中古品で良かったのですが、一万円近くしたので使う時にちょっと気を使うのが難点です。この商品はヨドバシカメラのオリジナルなので、市場にもなかなか中古では出てこないのではと思います。でも、これで山登りが待ち遠しくなりました。