衝撃!目の前でトビがヤマセミを襲う!

一昨日、実に衝撃的な現場を目の当たりにしました。
朝10時半ごろ、家の前をヤマセミが飛んでいました。
鳴き声が二、三回するので、外に出てみると、二羽で大きく輪を作って飛んでいます。
すると、一羽が輪を崩して南に向かったとき、突然トビが現われて、なんとヤマセミを空中で掴まえたではありませんか!トビはそのままヤマセミを掴んだまま南西の方角に飛んで行きます。そして、その後をもう一羽のヤマセミがけたたましく鳴きながら追っていきました。
 
あまりの一瞬の出来事で、身動ぎもせず呆気にとられて見ていました。
勿論、カメラを構えて写真なんて暇もありません。従ってネタのみです。
トビが生きた動物、しかも空中で他の鳥を襲うなんて!
インターネットで「トビ」を調べても、そんな情報は出てこないし、学術的にもどうかとは思います。
しかし、以前ヤマセミの撮影をしていた際にも、木の枝に停まっていたヤマセミが上空で円を描いているトビをかなり警戒していたのを思い出しました。
ヤマセミの大きさが丁度鳩位だから、これだけいる鳩をトビが襲う様子が見られれば、かなり信憑性も出てくるのでしょうが・・・。
ヤマセミが捕えた魚を横取りしようと襲ったのかしら?しかし、確実にトビの足にヤマセミがガッと掴まえられていたからなぁ・・。
 
私はその後、カメラを握って付近の川沿いを捜索しましたが、鳥が争っている鳴き声も姿も見つけられませんでした。せめて、ヤマセミの羽が落ちていればと思ったのですが。
 
又それから20分位して、一羽のヤマセミが元来た方向に飛んで行くのを見ました。
 
この話を他の方にも話すと、「ハヤブサオオタカではないのか?」と言われますが、明らかに色と大きさが違います。それに、この付近でトビとサシバ以外の猛禽類を見たことがありません。とある方も「魚を捕えたヤマセミを襲うような状況を見たことがある」という人もいますので、意外に知られていないだけなのかもしれません。
 
トビ侮れませんね。