通行止め-人吉市矢黒町

6月19日から矢黒町から永野町に抜ける坂(通称:黒坂)が通行止めです。
 
この道を利用するのは、ほとんどが地元の人なので、それ以外の方々にはほとんど影響が無いと思いますが、この道の便利さを知っている人にとっては、暫く不便が続きます。
他人から、やれ「木が倒れて横倒しになった」だの、「法面が崩れた」だのと聞き及んだので、今朝、日本がコンフェデレーションズカップでメキシコに負けたのを見届けて出掛けて来ました。
 
イメージ 1行ってみると、確かに右の様な看板がでーんと出ていました。
 「全面交通止」? んんっ? 「全面通行止」?
まぁ、いいか。意味が伝われば!
 
「期間」~「しばらくの間」とあります。
 
見通しが立てない程、そんなに大変なのかなぁ?
一寸見たところ、何事も無さそうだけど。
 
ちょっと行ってみますか。
 
イメージ 2右の法面からロープが垂れ下がっています。
上の方の木に繋がっているようです。
法面をよーく見ると、確かに上からヒビが入っています。
(上から下に掛けて斜めに走っている白いのがそれです。)
直ぐに崩れる感じはしないけど、かといって大丈夫だとも云えない微妙な状態のように感じました。
上の方が、すっかり土砂だの木だのが取り払われて視界が良くなり明るくなっています。下の写真を見ての通り、法面の上にあった木や竹が見事に切り払われています。
今回の事故があってから切ったのか、それとも切ったからこうなったのかは知りません。イメージ 3
以前は、こんもりした山だったように思います。あまりに上の方を開墾しすぎて、地盤の強度が足らなくなってしまったのでしょうか?
この法面の向こうにも道があるようなので、丁度ここが薄い壁のようになっているようです。まぁ、崩れるべくして崩れたのでしょう。
 
今回の、このちょっとした雨でこんなになってしまったのなら、本格的な雨が降ったら確かにドシャーッツと崩れるのかも?
でも、そもそも何でこんな山にしてしまったのかなぁ?
この上に何かできるのかなぁ?
何か造るにしても、地盤がこれだと又直ぐ崩れるだろうに。
 
 
この向こう側には、今この町内が売り込んでいるパワースポットの一つ、『黒坂の切通し』があります。