ヤマセミとカワセミの巣

『清流日本一』と云われている川に自転車で行ってきました。
目的はヤマセミ鮎の遡上状況の確認です。
 
イメージ 1
事前の情報宜しく、カワセミの声が聞こえてきます。
私の今までの経験上、『カワセミが居る所には必ずヤマセミもいる』。
全てのポイントでそうです。
さて、カワセミの姿を双眼鏡で探していると、暫くしてヤマセミの声が聞こえてきました。
どちらも対岸から聞こえてきます。
果たして、そのヤマセミは木の枝にいました。
体が大きく、白っぽい体は、緑の木々の中では目立って簡単に探せます。
こちらから30m以上あるのが残念ですが、これ以上は近づけません。イメージ 2
しかし、夕方の順光で色が鮮やかに見えます。良い被写体です。
口にはカエルか何かを咥えています。
 
二枚目の写真は上空で舞っているトビを警戒している様子です。
結局、写真を撮っている20分位の間、口にくわえた獲物を食べようとしなかったので給餌するものと思われます。
 
さて、鮎の遡上状況を確認しにそこから5、6km程上流に向かいました。
そこには大きな堰があるのですが、残念ながら鮎はまだ遡上していないようです。
 
堰の下には、広い中洲が広がっています。上手い具合に石の上を伝っていけば辿りつけます。
この時期、ここにあまり人は来ないようで一寸した野鳥の楽園の様相を呈しています。
セキレイ、カモ、カワガラス等が、人の存在を無視して追いかけ回しています。イメージ 3
中州の真ん中には大きく育った竹が頭上高く伸びています。
その先端にトビか何か猛禽類が留まっています。
確認しようと近づくと、突然『ピーッ』と何かが飛び出してきました。
 
    『カワセミです』
 
近くの大きな石の上に留まって、こちらの様子を見ています。
飛んできた方向を見ると、剥き出しの土に何個かの穴が開いています。(写真の真ん中、その左右上に何個かあります。)
おそらくこれは、カワセミの巣でしょう。時々、来て観察してみたいと思います。