ホタル

ここ一週間ほど、夜な夜なホタル撮影です。

この一週間で得た知識ですが、
・ホタルは夜8時頃が一番飛んでいるようです。
・気温は15度以上、なるべく暖かい方が良い。
・ホタルの発光の輝度が小さくなっても、暫くねばっていると、また群れて光を放ちだすようです。

カメラの設定は、星野写真を撮る要領です。
・撮影はM(マニュアル)モード
・フィルム感度(?)はISO800~1250
・レンズF値は小さい程 (F2.8より小さい事)

普通のコンパクトデジカメでは、まず無理です。
マニュアル設定の出来る、所謂高級コンデジ、一眼レフでないと一寸離れて飛んでいるホタルを撮影するのは厳しいでしょう。
カメラの許す限り、シャッタースピードを長くすると、蛍が飛んでいる感じが出て良いようです。
夜空が入りこむときは、シャッタースピードの絡みでISOが高すぎると、昼間のように明るくなりすぎるので好みの感度に調整します。
ホタルで有名な地域じゃないと、なかなかホタルがウジャッと群れている写真は撮れないようです。
そこで、それはソフトの力を借りて多重露光しましょう。
一眼レフでは、多重露光の機能があるようなのでそれを使えばいいですが、コンデジには付いていない機種がほとんどだと思います。
有名どころのPhoto Shoopは勿論、無料ソフトのGIMPを使っても良いです。
私は、お金が無いのでGIMPをダウンロードして作成しました。

GIMPでの主な手順です。
①加工したい写真を「ファイル」から「レイヤーとして開く」
②レイヤーの上の写真に対して、右上の「▼」をドラッグして「比較(明)」合成処理をして重ねていく。
③作成した写真はそのままでは「GIMP Image」となり、一般的なフォーマットではないので、「ファイル」の「名前をつけてエクスポート」を行い、.jpegtiff、bmapに変換する。(ファイル名の最後にこれらの拡張子.jpg  .tif  bmpを忘れずに!)

こうやてって作成した写真が以下です。
実際には、この写真範囲では蛍は3、40匹の感じで一寸寂しいので数枚を合成しています
ホタルの数は少ないですが、少ないお陰で人にも車にも邪魔されず、ノンビリ撮影できました。
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