『八重の桜』

NHKの大河ドラマ『八重の桜』を毎週見ています。
戦況がいよいよ会津に迫って、『白虎隊』の登場に至っています。
すごく昔のような話に思うけど、まだ百数十年程度なんですよね。
曽々祖父位の年代の話ですかね。
 
ところで、その白虎隊に入れない年齢の少年の役、二三人の中に『山川健次郎』なる人物が出て来ます。
八重が抱える米俵を抱えきれない程度の『青瓢箪』として登場しますが、『山川健次郎、・・・、山川健次郎
どこかで聞いたことある名前だなぁ・・・。
 
ひょっとして、私が出た大学の創始者
 
ちょっとネットで調べてみたら、やはりそうでした。
まさか会津出身だとは思っていませんでした。
私が出た『九州工業大学』は、その昔『明治専門学校』と言って100年を超す歴史があります。
石炭で財を成した安川氏がその財を投じて学校を造ろうとしますが、その際に建学の精神を助言したのが山川氏という事です。
 
何故、この山川氏の名前を思い出したかというと、私が入っていた学生寮(今はもう廃寮です)で習った幾つもの寮歌、校歌の中に『工大学園』というのがあります。
この歌詞に『工大学園松林 ヘビが棲む 荒野に建てたる大校舎・・・・・早く成りたや工大の 工学士 安川山川生むところ ・・・』という件が出て来ます。
毎晩のように歌わせられたので、30年位経っても頭にこびり付いています。
 
この山川氏、東京帝国大学京都帝国大学九州帝国大学の総長も歴任されていたので、少なからずに人が感慨深く見ている事かも知れません。