カセットコンロ用防風対策

タイトルには『カセットコンロ用防風対策』としていますが、外で使ったことが無いので、実のところ燃焼効率対策です。

普段からカセットコンロを使って、自分用の簡単な料理(?)をしています。
そこでいつも思うのですが、「なんか熱を無駄に放出しているなぁ……」と。
そこで、いくらかでも燃焼効率を上げたいなぁという事で作ってみました。

用意するもの
    ・アルミ皿(コンロの形状に合わせて)
    ・カッター
    ・ハサミ


イメージ 1まず、アルミ皿を用意します。

私の場合、焼き肉の取り皿用で直径約13.5㎝、深さ4㎝を利用しました。
アルミ皿のアルミは普段使っている安いアルミ箔と違って、厚みもあり結構丈夫です。




イメージ 2底をカッターで切り取ります。

アルミなので、カッターで簡単に切れます。
ただ、切り口が鋭いのでケガをしないようにして下さい。






イメージ 3皿に切り込みをいれます。

1~2㎝の幅で、2㎝程の深さの切り込みをいれます。
コンロの受け皿から五徳の上部までの約半分になるようにする為です。以前、五徳の高さで作ったときに、熱でアルミの上部が真っ赤になってしまいました。少しは熱を逃がしてやった方が、安全な気がするので、半分の高さにしてみました。



イメージ 4切り込みを曲げて、アルミが二重になるようにします。

これは、単に高さの調整と丈夫さを出すためです。







イメージ 5カセットコンロに取り付けます。

五徳の内側に良い感じで納まりました。
これで、小さい炎でもすぐにお湯が沸かせると思います。
それに、熱がカセットボンベの方に回らないのでより安全になったのでは?

本来なら、メーカーの方でこういった製品を用意して欲しい所ですが、カセットコンロを作っているメーカーは、ほとんどがカセットボンベを作っているところなので、燃焼効率が良くなると使用するガスが何十パーセントか少なくて済むようになり、それではボンベの売上が減るからなのでしょうか?

SOTOというメーカーでは、ウィンドスクリーンという名称でこのような製品を出しているようです。
しかし、千円位するようなので、前回使ったアルミ皿を洗って底を切り取ればそれなりのものが出来ますよ。