選挙に寄せて
天気が悪いので、お客もまばら。元々忙しい店ではないので、余計に暇です。
そこで、明日の選挙について、少々考えをまとめておこうと思います。
焦点となるのは、消費税、普天間問題、福祉問題、年金問題、外交問題、政治と金問題などなど、枚挙にいとまがありません。地方のド田舎に住んでいる者にとっても、『対岸の火事』宜しく、のんびり構えているわけにもいきません。
・【消費税】その内、上げなければならないのはわかるが、やはりその前にやるべき事があるように思います。それに5％から一気に10％はあまりにも丼勘定のような気がします。
・【普天間問題】防衛問題をからめての沖縄の負担軽減なので、大変難しい話ですね。でも、よく分からないのは、アメリカが言ってきている程の規模が本当に必要なのでしょうか？それにグアム移転費などもそうですが、日本側の声が小さければ、それに乗じて過剰に要求してくるような部分もあるように思います。「米軍が移転してきてもらえば困る」という地域が多い中、「来てもらっても良い」と言ってくれているところがあるのだから、是非前向きに検討して欲しいところです。戦闘機の騒音を考えた時に、基地の近くに住む人達に申し訳なくなります。
・【福祉問題】『保育園の不足』。う～ん、これは田舎では実感できないのでわかりません。逆に子供が少なくて困っているようだけど。 『子供手当て』。悪くはないけど、やはりある程度の収入がある家庭にはやる必要がないと思います。それに、私の周りの子供達を見ていると、お昼前におもむろに学校に行って昼ご飯だけ食べて早退してくるような生徒、校則で禁止の携帯を持っている生徒、集団で万引きする生徒等など、こういった子供に私の税金が使われているかと思うとあまり良い気分ではありません。勿論、そんな生徒ばかりではありませんが。本当に勉強したいけど、経済的に厳しい家庭にお金が行って欲しいものです。食料が不足しているので支援をしても、途中で搾取され、本当の被災者まで届かないどこかの国みたいですね。
・【年金問題】毎月キッチリと年金支払っていますが、毎年コッソリ引き上げられています。自分達が、貰う立場になった時、どの程度もらえるかは謎ですが、『無いよりマシ』と言った程度でしょうか？これも、お役人の丼勘定と管理の甘さ、見通しの甘さによるツケでしょう。厚生年金と国民年金を一元管理すると言っていますが、これはかなり難しい話ですね。議員さんは、この他に議員年金を貰えるとか貰えないとか。う～ん。先ず、人の上に立つ立場の人が遠慮すべきでしょうね。
・【政治と金】今更ながら、昔から言われている問題ですね。よく『国民の為に・・・』『県民の為に・・・』『市民の為に・・・』。これも空々しいなぁ。他に仕事が無いから、議員でもなるかとは聞くんだけど。それだったら、「私は、もう充分な財産があるので、無給でやらせて頂きます。」とかいう人が一人位出てきて良いのになぁ。
まぁ、そんなこんなでこんなに時間とページを割いてしまいました。
皆さんそれぞれの立場、事情、環境があるので、正解は無いですけどね。
明日は雨で大変ですが、しっかり一票を投じてみたいと思います。
それにしても、選挙が多すぎる気がするのは私だけでしょうか？ 選挙をしないだけでもかなりの減税なのに。
