パレット

先月から、『水彩画』を始めました。

TVの『プレバト』という番組を見て、触発されました。

昨年暮れ辺りから、コツコツとヤフオクで中古の物件を探して道具を集めていました。

1,2月は確定申告の時期もあり、我慢していましたが、申告が済んだので着手しました。

取り敢えず、集めた道具です。

イメージ 1

これ全部で、費用は約1万円程掛かりました。
中古の物件で良いのは、前のオーナーさんが使っていた色んな小物までついてくるところです。
私の場合、鉛筆数本、練り消し2個、チャコペーパー、水差し、筆十数本など。
もう、「今すぐ描けますよ」的な状況です。
初めから全てを新品で自分で探すのも楽しいでしょうが、右も左もわからない初心者には程度の良い中古物件はありがたい存在です。暫くやってみて、足りないものがあれば買い足していこうと思います。

外でのスケッチは、昼間時間が取れない私には『道具箱』は必要ありませんが、あると何となく良いかなという程度です。

『筆』は、前のオーナーさんが集めていたものが全てです。
この中には、コリンスキーやセーブルの未使用の筆もありますが、初心者の私には勿体無さ過ぎてお飾り状態です。最も使用しているのは、青いサクラのネオセブロン2号とホルベインのmini リセーブル8号(31R)です。
『パレット』も新品のように見えますが、実は中古でホルベインのNO.500です。とても立派です。でも、24仕切なので、24色セットの絵具を買うと他に自分の好きな(使ってみたい)絵具が入れられないのが残念です。

水彩画をネットで調べて、初めて分かったのは、絵具は必ずしも使用後は洗わないという事。
小学生の時に、「使用したら綺麗に洗って下さい」と習った私には、「エーッ」と思わず口に出てしまった程のショックでした。

『絵具』はホルベインです。
これも前のオーナーさんが集めたもので、ホルベインの24色が基本にはなっていますが、10色程はその方の好みで変わっています。ライラックとかサップグリーンとかホリゾンブルーとか・・・。

『水彩紙』は、緑色のvifartだけは新品で買いました。練習用としてB5サイズです。
何せこれが一番安かったからです。
水彩画はどうやら水を紙にたっぷり含ませながら描くということなので、普通の画用紙ではボロボロになってしまうので、これは仕方がありませんね。

『筆』、『パレット』、『絵具』、『画用紙』これだけ揃えば取り敢えず大丈夫ですね。


さて、先程も述べた絵具をパレットに放置しておく件です。

絵具を仕切の中に出して乾燥させておき、必要な時に水で溶いて使うという方法なので、仕切の中には初めからどの絵具を配置するかを決めておかなければなりません。

基本は色相環に基づいて配置するようです。
メーカーの24色セットを使っているなら、順番通りに並べれば良いのでしょう。
でも、私のは少し違うので、一寸工夫をしなければ収まりがよくありません。
赤系、青系が標準より多いからです。
そこで、上部パレットを暖色系(主に赤系、橙系、黄系、茶系)、下部パレットを寒色系(緑系、青系、紫系)にしました。
さらに、エキストラパレットとして、白と灰色(なぜだか前のオーナーさんが持っていました)用の手作りパレットを2個用意して全26色が収まるようにしました。
パレットがスチール製なので、エキストラパレットの裏側にマグネットシートを張って、パレットにくっ付く様にしました。取り外しが容易なので、使い勝手が良くなりました。

イメージ 2

初心者にとって、パレットへの色の配置は非常に悩むところです。
私も色々悩みました。
配置を変えるかもしれない可能性がある場合は、絵具を少しだけ出して暫く使ってみましょう。
配置を変える場合、少量ならナイフですくっての移動も簡単です。
「これで決定!」
となるまで、いろいろ試してみてください。
落ち着いたらドバっとパレットに出しましょう。